本来、臨時国会で言うような政策ではない。数少ない支持者の為だけのポリコレ体質のやり方は、いい加減、三行半を下されてもいいだろう。支持母体は一応、連合ということになっているが、今まで立憲民主党は連合と同調した政策を打ち出したことがあるのだろうか?

連合も、もはや諦めているかもしれない。労働者目線の政策の必要性を無視して、日本の0.5%程度のマイノリティの為だけの政策を優先したら、日本社会の構造自体が変わってしまう。ここを批判されている自覚が、今の立憲民主党の議員にはない。

これは自民党の石破茂にも同じことが言える。石破茂は、緊縮財政派だが、それは単にアベノミクス批判をして、安倍晋三との違いを言うことで地方の高齢者の支持を得たいだけの話だ。地方の高齢者を保護する政策は、年金生活者にはいいかもしれないが、現役世代にとって、これほど苦しめる政策は無い。この時代感覚というか現状認識の欠落が、石破茂が宰相としての能力が著しく欠けている点と言ってもいい。

この無能力な石破茂体制は、増税しなければ日本の財政が危ないという財務省の無謬性に起因していることは、繰り返し繰り返し言い続けなければいけない。現役世代を大切にしない政権は、潰れるのだ。だから、これも繰り返し繰り返し言い続けているが、自民党内政局のパワーバランスだけに終始した自民党議員は、万死に値する。次の選挙で落選させてもいいくらいだ。そしてこれを支持者は直接議員に伝えるべきなのだ。そうやって議員のレベルを底上げしなければ、政治改革など夢のまた夢だ。

以降、続きはnoteにて(倉沢良弦の「ニュースの裏側」)。