ですが2022年にスウェーデンは、代わりにイタリアから余剰の中古C-130Jを購入を決定。6機のうち最初の1機は2023年に納入される予定だったが、この取引は失敗に終わりました。

KC390は貨物室容積は170m³、最大ペイロードは23トン、重心上に集中した場合の最大ペイロードは26トンです。

C-130Hの後継にはKC390も含めるべきだと思います。いずれしても調達、運用コストの極めて高いC-2は全部廃止しても構わないでしょう。既存機は電子戦機部品取り用にしてもいいでしょう。

C390は旅客機ベースに開発されており、C-2に比べて運用コストは相当安いはずです。それに有事に陸自の16式MCVや19式SPHの空輸はファンタジーでしかありません。であればC-2を用途廃止にしても何の問題はありません。

対して輸送機の空中給油機能は必要です。現状空自は空中給油は戦闘機と空自の救難ヘリにしか給油を考えておりません。ところが今後F-35Bに給油できる「プローブ&ドローグ式の給油機拡充が必要です。更に島嶼防衛を考えるなら空陸自衛隊のCH-47にも空中給油の能力を付加すべきだし、そのため給油機は必要です。であればKC390の選択はありでしょう。

いずれにしても空幕は輸送機をどのような目的で使用し、そのためにはどのようなポートフォリオがいつまでに必要であるかということを納税者に示すべきです。それをやらせるのはすぐれて政治の仕事です。

財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)

【本日の市ケ谷の噂】 以前「自衛隊横須賀病院歯科、海老沢政人一等海佐は職場内ダブル不倫、で不倫相手のKさんの夫が各自衛隊病院にFAXを送り付け、告発されたが、お咎めなし、との噂」と報じたが訂正。

海老沢1佐が不倫していたのは現在補職されている自衛隊横須賀病院歯科診療部長の時ではなく、海上幕僚監部首席衛生官付衛生官(いわゆる衛生企画室歯科衛生官)の時。そして、職場内不倫ではなくKさんは海老沢1佐の大学の同期の女性。Kさんの夫から全国の自衛隊病院宛てに、二人がホテルに出入りする写真付きの文書が撒かれた大騒動に。海老沢1佐はKさんを護衛艦の見学に1佐という階級を利用して特別に招待していた。Kさんとの不倫は夫の通報により発覚し、防衛監察本部にも文書が送付されたが海自の隠蔽体質によって結局不問に付された、との噂。