昔は金融政策の指標がなかったので、こんな雑な目標でやったのですが、そもそも物価は中央銀行がコントロールできないので混乱のもとです。
今は中立金利(インフレにもデフレにもならない金利)というもっと洗練された政策手段があります。FRBも日銀も、中立金利を長期的な目標にしています。
日銀は政策金利を2026年には中立金利(1%以上)におおよそ達するとしている【現在の0.25%→1%】利上げ終了なんてない、政府も日銀も利上げはすると意思疎通できている。
年内下限は140を守り抜き上限も限りがあるとみている、がもう既に上限は行き過ぎていると感じる。 G3w06C4cFM pic.twitter.com/s4AoD5acwb
— くらげ(日経&ドル円特化) (@kurageinvestor) October 7, 2024
インフレ目標は、もともと理論的な根拠は何もない「糊代」。2%の根拠もないので、恣意的な運用が行われている。もうやめてはどうか。
異次元緩和の「罪と罰」 失敗したのは日銀だけではなかった。物価目標2%の絶対視が世界インフレの引き金を引いた。 NjgpVPYp3v
— 池田信夫 (@ikedanob) September 23, 2024
インフレ目標2%が「グローバルスタンダード」だと思っている人が多いようですが、インフレ目標にも2%という数字にも根拠はありません。本来はひどいインフレを抑える目標でしたが、それが「2%に上げる目標」と誤解されて、この10年以上、日本経済が混乱してきました。もうこのへんでやめてはどうでしょうか。