でも、一般職採用の人間にはどこの企業も気を使いますね。

だって最初から出世がない代わりに滅私奉公もない約束で採用しているようなものだから。

今回、同社は「給料」「新築の寮」「オフィス勤務」などいろんな撒き餌で人材を釣ってたようですが、個人的に一番すごいのは「一般職で釣って滅私奉公させる」という撒き餌ではなかろうかと感じていますね。

これ逆に産業用機械とか作ってる汗臭そうな大手メーカーで、一般職じゃなくて総合職採用の人たちがターゲットだったら全然炎上はしてなかった気がしますね。

「総合職で採ってもらった以上、ボロ屋でもなんでも屋根があるだけまし」とか 「最初の一年くらいは人手不足の工場のラインに立たせてもらい、モノづくりの原点を叩きこまれるべき」 みたいな流れになって、

結論:「最近のZ世代は根性無し」

みたいに、下手したら逃げ出した側が叩かれる逆炎上パターンになってたような気もします。

mapo/iStock

以降、

いなば食品に学ぶ「Z世代に絶対にやってはいけないこと」 「会社は家族」は単にマネジメント不足な経営陣の言い訳

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Q:「中途採用が主流になれば労働市場流動化は実現する?」 →A:「筆者も解雇規制の緩和は無理に強行しなくても、という印象です」

Q:「組織と交渉するにあたって注意点は?」 →A:「企業間でもそうですが、会社との交渉ではなによりファクトが重要ですね」

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編集部より:この記事は城繁幸氏のブログ「Joe’sLabo」2024年4月25日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はJoe’s Laboをご覧ください。

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