白い崖へ、牧場を抜けるおすすめのハイキング

私がおすすめしたいのは、上の地図にあるセブン・シスターズ・カントリーパークから海岸までのハイキングです。

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<セブン・シスターズ・カントリーパーク前からのハイキングコース>、『たびこふれ』より 引用)
【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<川沿いの牧草地、牛がのんびりしています>、『たびこふれ』より 引用)

雨の日は風雨が強い傾向にあるので、雨天は避けて、緑の牧草地を周囲にいる羊や牛などと、進行方向の右に広がる湿地帯に生息する水鳥の群れなどを眺めながらのハイキングは何にも代え難い体験になります。

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<湿地帯に水鳥の大群がいました>、『たびこふれ』より 引用)
【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<海岸からの強風で、木が曲がってしまっています>、『たびこふれ』より 引用)
【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

散策路を少し歩くと、白い石灰岩の壁が目の前に。想像以上に雄大で美しい景色で、空の青色、白い石灰岩の壁、そして、牧場の緑を楽しめます。

海岸に到着したら、海に向かって左に行けば、崖の上まで登ることができますが、断崖の端には柵もありません。落下する危険性がありますので、くれぐれもご注意ください。

なお、カントリーパークには、売店、レストラン、カフェ、トイレ、駐車場も完備しており、ハイキングを始める前には、トイレを済ませておくことをおすすめします。そこからセブン・シスターズの海岸・崖にはトイレはありません。

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=『たびこふれ』より 引用)
【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

このセブン・シスターズを遠景に納めて撮影するには、海に向かって右に行きます。しかし、西に行くには、カックミア川を越える必要があります。

この川は浅いので、靴を脱いで渡れると思ったら大間違いです。川底は砂ではなく、拳大の石で埋め尽くされています。素足で入ると、台湾の足つぼマッサージされたようになり、激痛が走ります。ここは、靴とソックスを濡らすことを覚悟して川を渡ってください。対岸の丘からは絶景写真が撮れます。

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<この川を渡ります。川底は石で埋め尽くされています>、『たびこふれ』より 引用)
【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=<この写真を撮るには川を渡ります>、『たびこふれ』より 引用)

セブン・シスターズという名前の由来

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

そもそもなぜこの断崖がセブン・シスターズと言うのか、答えは起伏のある大小の崖の姿が7人の姉妹にたとえられたからと言われています。

【イギリス】死ぬまでには絶対に行きたい、セブン・シスターズ(ドーバーの白い壁)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

それぞれの壁の名前は以下のとおりです。

  • Haven Brow
  • Short Brow
  • Rough Brow
  • Brass Point
  • Flagstaff Point
  • Flat Hill
  • Baily's Hill
  • Went Hill Brow

しかし、どう見ても8つあります。どうやら、最初は7つだったのだが、浸食が続いて8つ目ができてしまったようです。

こうして、今では8つありますが、Eight sistersとはしないそうです。時間の経過とともに浸食で1つの崖が崩れたらSevenに戻りますからね。