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およそ2人に1人がマイカーで通勤!ただし地域差が大きい
およそ2人に1人がマイカーで通勤!ただし地域差が大きい
国勢調査によると、仕事先や学校への交通手段として自家用車を利用している人は約46%と、およそ2人に1人がマイカー通勤・通学をしています。
2人に1人と聞くと、都心部に住んでいる人にとっては多く感じ、地方部に住んでいる人にとっては少ないように感じるかもしれませんが、この数値はあくまでも全国平均。
東北地方の県では平均で70%以上の人が通勤・通学にマイカーを利用しているいっぽう、東京都では通勤・通学にマイカーを利用している人は平均10%未満と、その差は大きく開いています。
東京や大阪などの都市部で通勤・通学にマイカーを利用する人が少ない理由は、電車やバスなどが発達しているため、車がなくても便利に移動ができるということもそのうちのひとつですが、多くの台数を収容できる駐車場の確保が難しいことも理由のひとつ。
地方では交通網が発達しておらず、車が移動手段として必要不可欠であるほか、土地に余裕があり駐車場も確保しやすいため、通勤・通学に車を利用しやすい環境となっています。
そのため、都心部から地方へ、または地方から都心部へ引っ越すなどすると、これまでとは異なる方法で通勤・通学しなければならなくなるため、そのギャップに慣れるまでは苦労したという人は少なくないようです。