■現代の春麗はどんなキャラ?

『スト2』時代は、勝利時に「ふっ すべての おとこたちは わたしのまえに ひざまづくのよ!!」などと発言したり、今では考えられないほどオラついていた春麗も、シリーズを追うごとにマイルドな性格になっていく。

そこで今回は『スト6』における「最新の春麗」について、人気ゲーム配信者・ストーム久保氏に忌憚のないコメントをもらうことに。

日本人、じつは中国語を読めていたと判明 5割弱が春麗を「チュンリー」と答える
(画像=『Sirabee』より引用)

久保氏はまず、「春麗と言えば『スト2』での初登場時から民族衣装的な服装にトゲ付きの腕輪というスタイルがお決まりでしたが、『スト6』では軽装になり、腕輪からトゲも外れて、何だか身軽で優しい雰囲気になった気がします」と、春麗の変化について語る。

日本人、じつは中国語を読めていたと判明 5割弱が春麗を「チュンリー」と答える
(画像=『Sirabee』より引用)

続けて「ひょっとすると、前作『ストリートファイターV』で、父親の仇であるベガが爆発四散したことで戦いがひと段落し、且つベガに拐われていた身寄りのない少女を保護したことで、新しい人生を見つけた影響かもしれませんね」と分析。

さらには「ICPO(インターポール)に籍を置き、親の仇を血眼になって探していた頃と比べて顔つきが柔らかくなり、頼りがいのある美魔女へ変化しているのが、個人的に見どころだと思います」とのコメントを寄せてくれた。

なお、「春麗と言えば」から「思います」まで、ほぼ呼吸を挟まずにめっちゃ早口で語っており、きっと彼の初恋の相手は春麗だったのだろう。

デザインの変化や背景については理解できたが、『スト6』における「キャラ性能」はどのような特徴があるのか。こちらの質問に対し、久保氏からは「一言で表すと、春麗はテクニカルなキャラクターです」とのコメントが。

「コマンドに癖がある代わりに、優秀な対空技の『天昇脚』や、構えをとってから追加でボタンを押すと様々な派生技が出せる『行雲流水』など、使いこなせればバリエーション豊かな動きができる性能をしています」と、説明してくれたのだ。

どこかから「でも難しいんでしょう…?」という不安げな声が聞こえてきたが、久保氏は「一見すると難しそうに思える春麗ですが、ご安心ください!」と笑顔を見せる。

『スト6』には「モダンタイプ」という操作タイプがあり、こちらは従来の必殺技を出すのにコマンドが必要な「クラシックタイプ」と異なり、必殺技ボタンと方向キーを組み合わせることで、(ほぼボタン1つで)必殺技を出せるのだ。