大迫勇也(左)大谷翔平(中)キリアン・ムバッペ(右)写真:Getty Images

2023年末、MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・ドジャースと契約を結んだ大谷翔平の契約金が、スポーツ界史上最高額となったことが話題となった。

米メディアによると大谷の10年の契約金総額は7億ドル(約1,089億円)。うち2,000万ドルは年俸の一部として2024年から2033年にかけて、6億8,000万ドルはドジャースとの契約期間を満了した後の2034年から2043年にかけて支払われる予定のようだ。

2024年、大谷の通常年俸と言われている6,500万ドルに契約金(2,000万ドルを10年で割って200万ドル)を加えると、実際の1年あたりの額は6,700万ドル(約104億2,300万円)と推定できる。

サッカー界では大谷ほどの年俸を得ている選手はいるのだろうか?ここではJ1リーグを含めた世界の主なサッカーリーグの最高額年俸を誇る選手を紹介する。(参照データ『Capology』5月16日時点のレートで日本円換算)

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大迫勇也 写真:Getty Images

J1リーグ(日本)

大迫勇也(ヴィッセル神戸)推定年俸:約3億9,000万円

まずは大谷の故郷でもある日本国内サッカーの状況から。日本のトップリーグである明治安田J1リーグにて現在最高年俸額と言われているのは、ヴィッセル神戸に所属する日本代表FW大迫勇也の約3億9,000万円だ。

TSV1860ミュンヘン(2014)ケルン(2014-2018)ベルダー・ブレーメン(2018-2021)と、2014年から2021年にかけてドイツでプレーした大迫は、ブンデスリーガ1部と2部を合わせて通算40得点29アシストを記録。

Jリーグ復帰を果たした2021シーズン、大迫は神戸で当時J1最高額年俸(約20億円)であった元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと共に戦い、2023シーズンには神戸初のリーグ優勝に貢献した上、個人タイトル3冠(MVP、得点王、ベストイレブン)も達成した。


リオネル・メッシ 写真:Getty Images