「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の類義語

「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」とはどんな意味?その成り立ちや類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の類義語を紹介します。

明日は明日の風が吹く

「明日は明日の風が吹く」とは、先のことを案じても始まらないので成り行きに任せて生きるべきだということを表現した慣用句です。

明日のことを考えてうじうじと過ごすよりも今日1日のことを考えて生きるべきだという教訓でもあります。

意味合いとしては「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」と微妙に異なりますが、勇気づける意味では共通しているといえるでしょう。

人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」とは、不運に思えることが幸運につながったり、その逆だったりすることを表現した慣用句です。

転じて、幸運か不運かは簡単には判断できないことを意味します。

一の裏は六

「一の裏は六」とは、悪いことの後には良いことがあるように善悪は循環することを表現した慣用句です。

ここでの「一」「六」はサイコロの目のことを意味します。

実際にサイコロでは必ず一の目の裏に六の目が来ます。
その相反する数字を善悪に例えたのが「一の裏は六」という言葉です。