今シーズンは、ハマチの群れも多く釣果好調で、朝の短時間勝負で良い思いができています。しかし、これも一長一短です。
というのは、回遊就餌のレンジが違えど、型ものも必ず周囲にいます。しかし、俊敏で食欲旺盛なハマチの若大将は、就餌行動が素早く、あっという間にジグを見つけて、ベイトを弱らそうと尾っぽはたきや体当たりをしたり、またはいきなり喰ってきます。
デカいブリに喰う間を与えずに横取りする勢いの図式です。生意気な言い方だと、エサ取りの行動かもしれません。ハマチ狙いでは、これは活性があって面白い釣りですが、反面ちょっと厄介なことです。
大きめのジグやフロントシングルフックで型ものを選り分けますが、どうも私にもスケベ根性があって、心の奥深くに「ハマチも釣りたい」という欲深さがあるのを改めて反省しました。
釣行開始
ハマチもブリもどちらも釣りたいという欲深さを抱き込みながら、ひとり気ままなボート釣りを明石沖で7時釣りスタートです。ブリ対応もできる2号タックル。PE2号基準のロッドと300HGのリールなので、ハマチには過剰ですが、型もの安心のレベルです。
120gシルバージグを水深30mから始まるカケアガリに着底させて、ゆっくりなジャークとフォールの動きにハマチが反応し、ひと流し目から喰ってきます。喰うことを嫌がっていない順調な海の中の様子で、幸先がよさそうです。ブリを意識して、いつもよりゆっくりな動きで、タナも少し上まで誘っていきます。
ハマチが好調
「ブリよ喰え」と思いながら狙いますが、元気の良い若大将は食べ盛りで、ジグを狙ってきます。おいしいハマチなので、釣るごとに血抜きをしてイケスに入れていますが、その寿しだねも6匹を釣りました。
活性高く、かなりのハイペースです。ハマチ7匹を目標数にして沖上がりの基準にしています。ジギングは魚を傷つけるのでリリースはせず、釣った魚はすべて食べるのがポリシーです。自ずから過剰な釣りを避けるようにしています。