■相手の心を読み、賢く店舗経営
ジェフリーというイケオジ吸血鬼の眷属にされた主人公は、無理やり背負わされた借金を返済するため、渋々ながらも質屋の経営者となります。
期日までに借金が支払えなければゲームオーバーという、経営ゲームとしてはオーソドックスなスタイルで非常にわかりやすいですね。
お店の経営は仕入れと販売がセットになっていて、お店を訪れたお客さんの目的が買いならば販売、売りならば仕入れという感じで、プレイヤーは自身の目利きを活かして利益を上げていく必要があります。
安く買って高く売る、が基本になりますが、お客さんの中には偽物を売りつけたり、値切り交渉でしつこく食い下がってくる人もいるので一筋縄ではいきません。
そこで、吸血鬼の眷属の能力としてプレイヤーに与えられている、相手の心を読むスキルの出番です。
ここから相手が本当のことを言っていそうか、あるいは金遣いの荒さや、急いで売りたがっているなどの情報を得ることができます。
さらには商品の品質や状態、「盗品」「未使用」など付加価値として付けられている様々な情報を読み取り、最終的に妥当だと思う値付けをしていきましょう。
買い取った品が鑑定したらゴミ、ということもしょっちゅうありますし、時には思いがけず超プレミアがつくこともあるので、最後までどう転ぶかわからないのも本作の魅力の一つです。