■仲間との友情、そして…
本作では「仲間」の存在がストーリーにもシステム面にも大きな影響を与えています。
「マルフーシャ」と同様に一緒に戦ってくれる仲間を一人まで雇うことができて、タワーディフェンスパートでは頼もしい活躍をしてくれます。
要するにバディ的な存在で、彼女たちは戦闘でも非常に役に立ってくれるほか、ストーリー面でも大きな役割を果たしてくれます、
一定の日数ごとに訪れる宿舎のパートでは、同部屋で過ごしている彼女たちの生活を垣間見ることができるほか、絆が深まることによって専用のストーリーやカットシーンを見ることができます。
最前線で身を粉にして働いても税金で9割持っていかれるすさんだ日常を過ごしていると、高圧的に見えてじつは優しい上司のダチカや、仲間とのなんでもない会話がどれほど癒されるか…。
もちろん一人旅を選ぶこともできますが、選んだ仲間によって実質的にエンディングが変化するので、仲間の数だけストーリーがあります。
是非とも自身で選んだ仲間との友情を育み、お互いの弱さや本心などを知った上で、救いのないエンディングを堪能してください。
私はこの過程で何度か塵になって消えかけましたが、どうにか再生してこの文章を皆さんに届けています。