研究費の競争的配分の偏り:大学間や研究者間での競争が激化し、限られた研究費が一部の分野や研究者に集中することで、多様性が失われているとの懸念があります。

国際的な研究ネットワークの不足:日本の研究機関が国際共同研究において積極的でない場合があり、グローバルな研究の潮流に乗り遅れることがあります。これらの要因が複合的に絡み合い、日本の科学研究の地位低下に影響を与えていると考えられています。

人工知能に国策案を提示してもらった方がいいのでは?と考え込んでしまう。

上記の答えに一言加えるならば、科学者には「日の丸」を背負う気概と強い意志がないことだ。

編集部より:この記事は、医学者、中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のこれでいいのか日本の医療」2024年11月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。