近年、ハンドルに「パドルシフト」が付いているクルマが増えてきています。元来、レーシングカー向けの装備でしたが、2017年現在では市販車にも広く採用されている状況。なぜでしょうか?

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採用が急速に増えてきた「パドルシフト」
MT以上に進化をしているAT…

採用が急速に増えてきた「パドルシフト」

なぜパドルシフト採用車種が増えてきたのか?
(画像=『CarMe』より 引用)

ハンドルの奥に2つのレバー状スイッチ「パドルシフト」が装備されたモデルが増えています。スポーツモデルはもちろん、トヨタ ヴォクシーや三菱デリカD:5など、ミニバンや軽自動車にも採用されています。

シフトチェンジは、マニュアルトランスミッション(以下MT)じゃないと…、と考える方には、邪道と思われるかもしれませんが、一度このパドルシフトを使ってみると、その便利さに「これもアリかな」と思うかもしれません。

実際、レーシングカーに搭載されていた装備でもあり、ステアリングから手を放すことなく操作ができるのは、安全性でもポイントが高いのです。

ではなぜ、このパドルシフトの採用が増えているのでしょうか?