11月17日に投開票が行われた兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏に関する疑惑告発文書の問題について、兵庫県議会は18日午後に調査特別委員会(百条委員会)を開催するとのことです。問題を総括する尋問を25日に関係者に対して行う予定で、対象者の選定や今後の進行について協議が進められます。また、斎藤氏に対する尋問も再開される見込みです。

斎藤氏は19日就任し、再選後として初めて兵庫県庁に登庁します。斎藤氏は当選後に「文書問題への対応と政策推進の民意が示された」と述べ、百条委の検証に応じつつ、来年度予算の議論を進める考えを示しました。

斎藤元彦氏インスタグラムより

兵庫県議会は、県政と直接関係のない問題で知事を百条委員会にかけ、調査が終わる前に不信任決議を行いました。この決定により、兵庫県政を混乱させた責任は県議会にあると言えます。