今回の選挙の結果は兵庫県の指導者層である県政党団体、議会、県庁、市長会が押した候補者が負けたわけですが、彼らが素直に平伏するとは微塵だに思えません。嫌がらせもするでしょう。県政の運営も滞ることもあるかもしれません。その中でまず第一歩目は県民は「結局、あの騒動は何だったのか、真実をわかりやすく説明せよ」ということだと思います。もちろん、県外人の私も知りたいです。
その上で斎藤氏がどれだけの手腕をもって県行政を正常化させるか、期待してみましょう。
またマスコミのありかたにも一石投じました。選挙もSNSの影響力がこれほどまでに浸透するなら国政を含め、ネット投票も含めた抜本改革は考えるべきでしょう。また出口調査がいかに不正確なものかも見せつけました。これはアメリカの大統領選でもお墨付きでした。
それにしても先の国政選挙で国民民主党の玉木氏がヒーローになったように斎藤氏もすごい民意に押されました。比較的年齢層が若い人からの地響きのような勢いが生まれ、選挙は高齢者が支配しやすいという流れも破りました。あらゆる意味で型破りの社会になって来たようです。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年11月18日の記事より転載させていただきました。