■からしが減ったのは…

江戸時代から納豆の”相方”であり続けたからし。なぜ近年、からしがない商品が増えているのだろうか。

「当初は臭いを打ち消すために入れていましたが、最近の納豆は製造する際の温度管理もしっかりしているので、きつい臭いがしません。また、小さいお子さんはからしが苦手なことも多いので、全ての納豆にからしを付けなくてもいいのではないか、という声が出るようになったんです」(前出・広報担当者)。

たしかに、近年は臭いが軽減された納豆が多く、開封するだけで顔をしかめてしまうことはなくなった。最大の目的であった「臭い対策」のためにからしを使用する…という機会は、ほぼ見られないのだろう。

今回の調査では「入れる派」が多い結果となったが、いつか逆転する日が来るかもしれない。

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月27日~2023年1月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

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