古くから多くの人に愛されてきた納豆。納豆を食べる際、多くの人が付属のたれ、からしを入れることだろう。
【こちらの記事も人気です】
ただ近ごろ、納豆の定番だったからしに”異変”が起きていて…。
■からしが付いてない納豆も
納豆は蓋を開けて混ぜるだけで手軽に食べられる。ねぎ、キムチ、海苔、卵など、様々な具材を入れてアレンジも可能。中でも、たれとからしはどのメーカーにも必ずと言っていいほど付いてくるように、納豆を食べる上では欠かせないものである。
しかしここ数年、からしが入っていない商品も多々見受けられる。2021年6月に発表された全国納豆協同組合連合会の『納豆に関する調査』によれば、納豆を食べるときに入れるものとして最も多いのは「添付のタレ」だそう。
「タレ」を愛用している人は84.7%で、その次に多い「からし」を入れている人は52.5%と判明。からしを入れる人が決して少ないわけではないが、半数をほんの少し上回った程度…と、いささか物足りなさを感じさせる。
■納豆にからしを入れる人は?
現在、納豆にからしを入れる人はどれくらいいるのだろうか。Sirabee編集部は全国10~60代の男女1,000名を対象に調査を実施した。
結果は「入れる」と答えた人が60.6%、「入れない」と答えた人は39.4%。「入れる派」が上回ったものの、4割の人は納豆にからしを必要としていないということが判明。
記者は付属のからしに加えて、「追いからし」するほどのからしユーザーであり、予想以上に「入れない派」が多く驚いた。単にからしが苦手な人もいると思うが、それだけが理由ではなさそうだ。
近年、からしが入っていない納豆が増えた背景について全国納豆協同組合連合会に取材したところ、「意外な裏側」が明らかになったのだ…。