ホテルにチェックインして、最寄りのATMの場所を教えてもらい、現金を100ユーロと50ユーロに分けて2回で引き出しました。しかし50ユーロ札だけ3枚で不便な気もしました。

案の定、翌日タクシーで運賃が20ユーロと言われたので、50ユーロを渡して「30ユーロお釣りをください」と頼みましが運転手は最初に20ユーロしか返してくれませんでした。「あと10ユーロください」と言うと、今度は5ユーロしか返してくれず、「これでいいだろう」と笑いながらごまかされました。

ここまで来るとイタリア人はみんなぼったくりなんじゃないかと思ってしまいました。もうイタリアのタクシーにはこりごり。お札は小額のものに崩しておいて、おつりをもらう必要がない様に払うのが安全ですね。

もうひとつ反省です。クレジットカード以外持っていないふりもすべきだったと思いました。クレジットカードは使えますか?と聞いたのが良くなかったです。最初からクレジットカードを黙って出せば良かったです。でも返してくれないリスクもありますね。やはり小額紙幣が安全かも。

ヴットリオ・エマニュエレ2世のガレリアで夕食

この日は、ミラノ・スカラ座で19時からオペラを観る予定で、1時間ほど余裕があったので、スカラ座近くのガレリア内のレストラン、Biffi で軽く夕飯をいただきました。テラス席ですが、アーケードで屋根があるので、雨や寒い日でも大丈夫です。

ヴィットリオ・エマニュエレ2世のガレリア

野菜スープ、シーフードリゾット、フレッシュオレンジジュースをお願いしました。味は、まあまあです。サービスも普通でしたが、少しチップを払いました。以前、こちらでミラノ風カツレツをいただきましたが、これはまずまずの味でした。

Biffi のシーフードリゾットと野菜スープ

ペトレンコ指揮、ばらの騎士

ミラノに来た目的は、ミラノスカラ座でキリル・ペトレンコ指揮のオペラ、ばらの騎士を観ること。オクタヴィアン役のメゾソプラノ歌手、ケイト・リンゼイも、今年の夏のザルツブルク音楽祭で、ホフマン物語の女神とニクラウス役(男性の役)を演じて注目していたので、とても楽しみにしてました。宝塚の男性役のような凛々しい系です。