今回、一応「まだ知らない江の島を撮る」という課題があります。自分だけの「こんな江ノ島あったんだ!」という写真を撮りましょう。ということで、いいネタはないかと捜し歩きました。江ノ島、地味に結構広くて弁天橋から南端まで20分ほどかかります。
撮影の前に山田先生からいくつかアドバイスを頂いたのですがその一つに「来た道を振り返って撮る」というものがあります。歩いてきた道をいったん立ち止まって振り返ると全然違った景色が見えてきます。とのこと。同じ商店街でも振返ってみると人の流れや町並みなどが全く違って見えてきます。見落としていたものが見えることも往々にしてあるので新鮮です。
朱の鳥居とその向こうに建つ瑞心門。鳥居と瑞心門は直線ではなくちょっとずれた位置関係なんですね。江ノ島は結構起伏が激しく、ここは結構急な階段があります。ここから上に登るのはエスカーという有料のエスカレーターもあり、乗ってみるのも一興だと思うのですが貧乏性のわたしは迷わず階段で行きました。
折角登ったので辺津宮(へつのみや)でお参りをします。スサノオノミコトの娘であり、大国主命の配偶者である田寸津比賣(タギツヒメ)命を祀るため、源実朝がこの地に創建した由緒正しい神社。折角なのでここでお参りをします。
そのあとはどこかいい写真が撮れる場所はないかと江ノ島の山上をウロウロ徘徊します。山田先生曰く、昔のフィルム写真と違って今はデジタルでどれだけ撮ってもタダな時代。なのでとにかく気に入ったものはたくさん撮ってみましょう、とのことでした。また、上からとか下からとか、角度を変えてみると見えてこなかったものが見えるともアドバイスいただきました。