アニメ「オーバーロード」シリーズの公式Xは11月12日、「オーバーロード製作委員会からのお知らせ」と題してポストを投稿。
先日「文字起こしネタバレサイト」の運営者が逮捕された件について、「通常のファン活動におけるSNSでの感想共有や、作品考察、ファンアート制作などを制限することはございません」と方針を明らかにしました。
KADOKAWAを含む製作委員会が、アニメ「オーバーロードIII」の文字起こしネタバレサイトの運営者と従業員が逮捕されたことを発表したのは10月30日。日本において初めて「文字起こしネタバレサイト」の逮捕者が出たことで話題になりました。
発表では刑事告訴した理由として、「組織的に著作権侵害を行い」「営利目的でサイトに多くのアクセスを集めていた」ことなどが説明されていましたが、一部ファンの中には「ファンサイトが法的措置を受けた」と誤解する人もいたようです。
そこでオーバーロードの公式Xは11月12日の投稿の中で、「法人が営利目的」で「詳細なネタバレ」を行ったことが法的措置の理由であると改めて説明。また、感想共有や考察ファンアート制作などを制限するものではないと明言しています。
「世界観の考察や、キャラクターの心情を掘り下げ、今後の展開を予想することは作品を楽しむ方法のひとつ」とし、「『オーバーロード』についてどんなことでも自由に話し、楽しんで頂ければ幸いです」との意向を示しました。
「オーバーロード」は丸山くがねによる、ライトノベルおよびそれを原作とするメディアミックス作品。2015年に開始されたアニメは第四期まで放送され、2024年9月には「劇場版 オーバーロード 聖王国編」も公開されています。
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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