そのため、新型「フリード」の加速は、最初の一歩目から力強く、変速なしでスムーズに速度を高めてゆきます。前後にギクシャクすることがありません。また、ハンドリング操作に対する反応は、ゆったりとしています。過敏ではなく、かといって遅れが大きいわけではありません。無駄に左右にフラフラせず、どっしりと直進してゆきます。これは試乗車が4WDであることも理由でしょう。
今回の新型モデルのプラットフォームは先代から継承されたもの。新しくはありませんが、その分、ハンドリングは煮詰められて、磨き上げられたものと言えます。加速がスムーズで、ちょろちょろ左右に動きませんから、同乗者が車酔いしにくいはずです。
クルマ
2024/11/14
ホンダ「フリード」をプロが試乗レビュー 熟成された使い勝手の良さと走りが特徴【プロ徹底解説】
新型「フリード」に試乗して、もっとも感銘を受けたのは、初代、2代目、そして3代目と、走りが磨き上げられてきたことです。非常に、乗り心地がよく、そしてハンドリングも好印象でした。その上で、初代から続く、 “ちょうどよいサイズの使いやすさ”は継承されています。なかなかの力作と言えるでしょう。
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