ゼレンスキー大統領、国会演説
ゼレンスキー大統領が日本の国会で23日午後6時からリモート演説することが決まったようです。報道をちらっと見る限り、反対の声もあるようですが、大手メディアは表立ってそれを論じることができないせいか、スルーしています。鳥越俊太郎氏は「戦争の当事者」という表現で国会演説反対の強いボイスを上げています。ゼレンスキー氏自身はまるで演説活動が本業であるかのように欧米主要各国の議会で毎日のように演説をしています。個人的には私はそれをやることを制止はしませんが、冷めた目で見ています。
ゼレンスキー氏の話はそもそも何かがおかしい気がしています。まず、シナリオライターが誰で、何の目的で議会演説をアレンジしているのでしょうか?私は彼のそばにアメリカ人の補佐がいると聞いています。そして彼の演説には武器供与などの支援を求め、ウクライナへの賛同を呼び掛けていますが、これは主要国を戦争に巻き込む行為に近く、世界を二分化するリスクをはらみます。私は何か策略がある気がしてなりません。そもそもこの戦争が始まったとたん、在日本ウクライナ大使館も積極的な「営業活動」を展開しているのはご承知の通りです。
もちろん、現在、置かれている状況に対して皆さんと同様、深い懸念とただちの停戦を求めますが、先日もこのブログでちらっと書いたようにこの戦争はロシアもウクライナも負けだと思っています。なぜ、ウクライナがあんな事態にならなくてはいけなかったのか、政治的な判断ミスはなかったのか、外交的交渉でとどめることはできなかったのか、プーチン氏がなぜ、あそこまで踏み込んだのかなど、それらの背景が必ずあるはずなのです。ゼレンスキー氏はヒーローではないのです。ここまで混とんとさせた当事者だということは頭の片隅に置いておくべきでしょう。