■5個入り→4個入りの変更はデカい…
原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇などを理由に、山崎製パンは1日出荷分より、大人気商品「薄皮シリーズ」の内容量を変更すると発表。
これまで5個入りだったパンの数が4個に減少し、年明け以降は各地のスーパー店舗売り場にて「5個入りパン」と「4個入りパン」が混在する…という、まるで「歴史の節目」から眺めているかのような光景が散見され、ネット上にどよめきが走っていた。
「5個入りのパンと4個入りのパンを同じ売り場で、同じ価格で売るのか…」といった疑問の声も少なからず上がっていたのだが、現在ではなぜか、山崎製パンに対する称賛の声が続出している。
■むしろパンは「増量」していた?
とあるツイッターユーザーが5個入りと4個入りの「薄皮つぶあんぱん」を購入し、総重量を計測したところ、なんと両商品の重量は「ほぼ全く」といって良いほど変わらないと判明。それどころかパン1個当たりの重量を計測すると、4個入り商品のパンの方が10gほど重いことが明らかになったのだ。
世紀の発見を受け、ツイッター上では「隠れた企業努力、素晴らしい」「4個入りのパンの方が満足度高かった気がしたんだけど、これが理由か…」「流石、おれたちの山崎製パン!」といった称賛の声が続出する事態に。
また、前出のように「ひっそりと改悪」を行なう企業も珍しくない中で「ひっそりと改良」を行なった点も評価を集めており、「自分からアピールしないのはイケメンすぎる」などの意見も多い。
…とはいえ、こうした商品は各工場で製造・出荷されているもの。話題となったツイート主の計測した商品が「たまたま内容量の多い商品だった」というケースも捨てきれない。
そこで今回は「薄皮シリーズ」イメチェンの真偽をめぐり、山崎製パンに詳しい話を聞いてみることに。