■「インフレ注意」とアドバイスは聞いていたが

「10ドルの朝食」が2300円… 経済評論家も悲鳴上げたハワイ旅行の現実
(画像=『Sirabee』より 引用)

ただアメリカの朝食って量が多いんですよね。そもそも価格を見るとそのような料理は$18といった価格表示になっています。これは要注意。食べ残したうえで料金も高くなりそうです。

経済評論家の知識としてこういう時、メニューの角のほうに比較的小食の人向けのコースが書かれていることを知っています。探してみるとこのお店で一番シンプルなメニューはパンケーキだけの朝食の$15なのですが、その横に小さく、

「パンケーキ3枚なら$9.99」

と書かれています。ちなみに普通のアメリカ人向けの量はパンケーキ5枚から。

「これでいいよ。日本人だし」ということでふたりともパンケーキ3枚の朝食を注文することに。ふたりで$20、つまり古い昔の感覚的には、「だいたいひとり1000円台だな」というオーダーなのですが、なぜここから値段が積みあがるのか? そのメカニズムを紹介しましょう。