世襲政治家の学歴なんぞ、日本の有名私立にどうしては入れたかと言う人が多いし、海外の留学についてもそうだ。小泉氏の場合でも、上記のような経緯をスキャンダルとして扱われているわけでない。

それと、将来天皇陛下になることが歴史的伝統を覆す法律改正がない限り確定している悠仁殿下が、将来の天皇であることについて忖度された余地がなければ、たとえ、ほかの受験生と同じ制度を使ったとしても入学してはダメで、人によっては一般受験生と競うのもダメとかいわれねばならないのか。

まったく、虐めでしかない。将来の天皇が恵まれた環境で、優れた教師と導入制に囲まれて学ぶのは、極めて国家的に好ましいことだ。もちろん、ついて行けないというようでは止めた方がいいのはもちろんだが、そこそこ優秀のようだ。

週刊「女性自身」は、「悠仁さまのクラスでの授業を受け持った教諭は、“質問をされても悠仁さまは、お答えになれず、硬直されてしまわれた”と話していました。はたして筑附へのご進学は、悠仁さまにとって望ましいことだったのか……」

学校で先生の質問にいちど答えられず立ち往生したら落第生扱いされるのか?悠仁さまは、高校から、中学までの学校より少し偏差値が高い筑波大学附属に進まれた。とうぜんレベルの差が少しあるから苦労されたのは事実だが普通のことだ。

そこはなんとか乗り切られて、特に善くも悪くもない成績と言われている。筑波附属で中位ということは早稲田・慶応あたりは無理なく狙えるということだ。

それを身の程知らずと高校生を攻撃する、この雑誌の皇室への敬意などと言わずとも、人権意識はどうなっているのだろうか。また、この雑誌は、小和田家と近いといわれ、あきれ果てた忖度記事を多く載せてきた。

それなら愛子さまは、どうかといえば、高校まででも、大学でも出席状況が悪く、普通なら進級・卒業するのはかなり厳しい状況だったようにみえる。

しかし、学習院はかなり無理をして、無事卒業できるような環境を作ったし、それは美談だと言われている。