ちなみにこの日、失敗して、自分や後ろの船長に「ブッシュ」……(笑)。ご迷惑が掛かりますのでご注意ください(笑)。
周りでは新子サイズの誘惑
他のお客さんは、小さな2.5号や3号の餌木で、新子サイズや一回り大きめなどを釣っています。心の中でいいなぁ~と思いながらも、良型を釣りに来たので、ここはグッと我慢して見て見ぬふり……(笑)。「ジィッ」と音がするたびに気持ちが揺らぎます。
中盤になり小型のアオリが水面付近まで浮いたり沈んだり……。浮いたイカを狙う場合は、キャストして、水面下をティップラン用ではなく、餌木でシャクリ、ダートさせ、フォールでイカをかけるイメージです。
隣のお客さんなどは、ティップランとエギング方法を使い分け、浮いてきた新子サイズを水面下で連発させています。
エギ変更で良型3連発
魚のバイトしかない自分……。ここでカラーを変更します。このカラーは以前、富山で連発した餌木です。その餌木はスクイッドシーカー3.5号×30g、カラーはオリーブアジ/金ホロです。
水深は18m、キャストして8秒カウントし、そこからテンションフォールでアプローチします。広い範囲のイカを探る際に自分は試しています。水面下にはイカの天敵あろう魚もいなくなり、この方法を試す事に。
すると2回目、同じ方法でキャスト→8秒カウント→テンションフォール、カウントは続けたまま、穂先に集中します。すると、カウント13で、見ていた穂先が「ぎゅ~っ」と吸い込まれるアタリが出ます。1秒間に1m位でとすると、13m沈めた所でアタっている事になります。
だいたい底から5m付近、鋭く合わせると、重みが乗り、「ギュッギュッギュ~」とドラグが出ます。ここで良型を確信。慎重にやり取り開始します。
ドラグは緩めにセッティングしている為、急な走りにも対応可能です。あまりキツイと足先やスレに掛かっていた時にすぐに外れてしまうので、いつもこのセッティングです。