移動すること20分位、周りは薄暗くなる中、アンカーを打ち釣りスタートです。船長「潮動かなくなった」とアナウンス。餌木を入れてみると、先ほどより餌木が流されない状態で、底取りも、軽い餌木でも出来る様子です。

船エギング釣行で700g頭に良型アオリイカを連打【新潟・安盛丸】3.5~4号エギで大型狙い撃ちナイトフィッシング(提供:TSURINEWSライター荒木清)

Zさんは3.5号の35gのマーブル餌木をチョイスしますが、ノーバイト。自分も3.5号のマーブルでしたが不発。そこでZさん餌木を変更します。カラーはケイムラパープルピンク、自分は定番のピンクピンク→グリーンにシルエットのレッドに変えますが……ノーバイト。魚が時々アタックしてくるものの、イカの反応は……なしです。

大きいアオリイカの魅力

なんといっても、掛けてからのやり取りです。一気にドラグを出して走り、イカ独特の「ギュンッギュンッ」と竿をひったくる様、バレないようにやり取りするスリル。最高にアドレナリンが出ます(笑)。

小型をいっぱい釣るのも楽しいですが、試行錯誤し、大物を一発かけた時は……、最高に気持ちいいです(笑)。

700g良型アオリイカが顔出し

その時は突然きます。アタリは暗くなり、今日はダメかな~と思っていたその時です。Zさんが「キタけど重い……。」とみてみると竿が弓なりに曲がっており、ドラグ音が鳴り響きます。明らかにデカイ。

周りも注目する中に上がってきたのは良型のアオリイカです。墨や潮を吹きながら抵抗します。自分が急いでタモを取りに行っている時、驚いたのは、良型のイカを、タモ使わずに手で船に持ち上げようとしている女(笑)。

船エギング釣行で700g頭に良型アオリイカを連打【新潟・安盛丸】3.5~4号エギで大型狙い撃ち良型アオリ確保(提供:TSURINEWSライター荒木清)

船長も「タモタモ!」と思わず口に出してしまうほど(笑)。誘いは緩めのワンピッチで2回シャクリ×2=2m位で竿先が戻るアタリからの即掛けだそうです。

イカの墨にはご注意を

イカは取り込みの時もそうですけど、生簀やバケツに入れる際も注意が必要です(笑)。突然と墨を吐く為、海面で墨を吐かせて取り込む方法や、取り込んだ後に、すぐに水抜き「イカの口を下に向けイカの内部の水を出す」と墨を吐きにくくなります。