「ニッパチ」の愛称で親しまれているボルクレーシング「CE28N」は、レイズが擁する高剛性鍛造1ピースホイール「サンナナ」こと「TE37」と対をなす軽量ホイールです。2023年に持ち前の剛性と軽量性を引き上げた「CE28N-plus」へと進化し、2024年8月には「CE28N」の伝統色であるブロンズアルマイトが新たに追加されました。リニューアルしたボルクレーシング「CE28N-plus」について詳しく紹介します。

「CE28N」から、次の時代の「CE28 N-plus」へ進化
ブロンズアルマイト(BR)

「CE28N」のネーミングは、14×5Jサイズで重量をわずか2.8kgに抑えた軽量性に由来し、1999年の誕生以来、スポーツホイールとしての高い性能から多大な人気を博しています。

しかし、この20年あまりでアフターホイールを取り巻く環境は大きく変化しました。車両のハイパワー化と車体重量の増加に伴うブレーキシステムの大型化により、純正ホイールは大径化の一途を辿り、アフターホイールに対する要求性能も大きく引き上がっています。

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スポーツホイールに関しても17インチ以上が主流となっており、現在のスポーツカーにおける中心的存在であるBRZの純正ホイールサイズも17インチと18インチが標準装備です。

レイズでは最新の強度解析と設計技術で「CE28N」に全面的な改良を加え、さらなる軽量化と高剛性化を実現。サイズラインナップは17/18インチの2サイズをカバーします。

ひと目で「CE28N」と分かる10スポークデザインはそのままに、現代基準の性能に引き上げてリニューアルした最軽量鍛造ホイールが「CE28N-plus」です。

「CE28N」の伝統カラー「ブロンズアルマイト」が新追加

2023年発売当初のカラーラインナップは、「シャイニングブロンズメタル」「ダイヤモンドダークガンメタ」の2色のみの設定でしたが、2024年8月に「CE28N」の伝統色である「ブロンズアルマイト」を新たに追加しました。