「止めるんじゃニャい!」こんなセリフが聞こえてきそう。飼い主さんに胴と足を抱えられるような形で、行く手を遮られてしまっているのはキジ白猫の「てつお」くん。
目を大きく見開き、一点を見つめる必死の形相は、まるで映画のワンシーンを彷彿とさせるような劇的な一枚ですが……その視線の先にはいったい何があるのでしょう?
その答えは、どうやら飼い主さんの息子さんが食べていたツナ缶にあったもよう。当時は朝食の時間で、缶を開ける音にてつおくんが反応、突っ込んで行こうとしたので、飼い主さんに止められてしまった……という状況だったようです。
普段てつおくんがツナ缶を食べることはないそうですが、一方で猫缶は大好物。カパッと蓋を開く音や魚の匂いが似ているため、家族の誰かがツナ缶を食べようとすると、毎回のように近寄ってくるのだとか。「もしかしてオヤツ!?」と期待にあふれた表情だったみたいですね。
そんな日常の一コマではありましたが、今回は特に力が強く、止めるのに必死だったと語る飼い主さん。少し気の毒である一方、ぽっこりと出たお腹の愛らしさから、家族に頼んで写真を撮ってもらったそうです。まさに期待通りの一枚となったことでしょう。
それはXへの投稿を見た他の方にとっても同じだったようで、付いたいいねの数はおよそ4万件。「自分のオヤツ奪われたと思ったんかな?」「お顔と目がまんまるでかわいい!」といったコメントが相次ぐなど、多くの方を笑顔にしたようでした。
なお、写真を撮った後もてつおくんはツナ缶への執着を見せていたので、息子さんには急いで食べ終えてもらったそうです。次こそは正真正銘、オヤツの猫缶をもらえるといいですね。
<記事化協力>
まりてつさん(@marie_mamachan)
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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