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結局“ステルス増税”じゃない?単純計算で18億円プラス
結局“ステルス増税”じゃない?単純計算で18億円プラス
また、原付バイクは自動車と同じように毎年所有にあたっては軽自動車税として税金がかかります。
税額は排気量によって定められており、50cc以下および90cc以下の原付バイクでは下限額の2,000円、91cc以上125cc以下では2,400円です。新基準原付として導入されるモデルの排気量は、おおむね110ccから125ccまでのバイクと予想でき、90cc以上であるためその税額は2,400円となります。
なお、自工会が公表している50cc以下の原付バイク保有者数は2022年で約450万人であることから、50cc以下の原付バイクだけで軽自動車税として90億円の税金が集まっている計算となりますが、全ユーザーが新基準原付として91cc以上の原付バイクへ乗り換えた場合は108億円と、18億円がプラスされることになります。
新基準原付の税金に関しては資料内で具体的な言及がありません。税額が安いほうの原付バイクが事実上新車で買えなくなるということは、実質的な増税と言えるのではないでしょうか。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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