「葛藤」の由来は仏教用語
「葛藤」は2つの植物が絡み合う様子を表現した言葉ですが、もともとは仏教用語から来たとされています。
仏教における煩悩をあらわす用語から来た
「葛藤」は「葛」と「藤」の2つの植物から成り立つ言葉です。
しかし、この言葉はもともと仏教用語から来た言葉だったとされています。
仏教用語における「葛藤」は正道を妨げる煩悩を意味します。
仏教の世界では「葛」や「藤」などの植物が樹木にまとわりついて枯らしてしまうこと「正道の理解を妨げて修行の邪魔になる煩悩」に例えていたそうです。
仏教において「煩悩=人を迷わせるもの」です。
その解釈から、次第に迷うことを「葛藤」と表現するようになったようです。