今年は現金払いが5割ぐらいあったことが特徴的でした。カードを使いすぎてそれなりの制限をしているのでしょうか?ある客は「dangerous zone!」つまり欲しいものがありすぎてお金がいくらあっても足りないと言い残していく客もいます。
私どもの売り場は狭いです。ただ、戦略として狭くしている部分もあります。なぜなら書籍の大半は中が見えないようにラップされています。よって立ち読みができるわけではなく、タイトルだけで購入を判断してもらうのですが、混んでいる中、在庫が数冊しかないものもばかりなので私が「今買わないとなくなっちゃうよ」とそっと囁くのです。悪魔のささやきです。なのですぐに決める客も多いのです。
正直、この手の小売りは体力勝負。毎日足が棒のようになりながら帰宅しますが、客相手の商売って楽しいですよね。だって怒って帰る客はいないですから。みんな楽しんで喜んでお帰りになる。これは商売をする人にとって至福の時だとおもいます。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年8月13日の記事より転載させていただきました。