文部科学省は、公立学校教員の「教職調整額」を現行の月給の4%相当から13%に増額する案をまとめ、2025年度予算に計上する計画を進めているそうです。

これは教員の繁忙化に対応するもので、小学校の教科担任を増やすなど業務軽減策も含まれます。財務省との調整が難航する可能性もありますが、実現すれば約50年ぶりの改正となる見込みです。

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現職の教員からは「給特法」による定額働かせ放題が継続しているという批判も。「給特法」は、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」の略で、公立学校の教育職員の給与や労働条件を定めた法律です。時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しない代わりに、月給の4%相当を「教職調整額」として支給することが規定されています。

外部から見ると謎の手当もありますが、現状ではそれだけ担任ができる教員が減ってきているということなのかもしれません。