■3つの石棺に納まった巨人
イタリアの司祭、エンツォ・コラディは1990年にチベットに滞在し、地元の僧侶に誘われて巡礼の旅に出た際に「眠りの広間」を訪れる体験をしたという。
広間には巨大な石棺が3つあり、それぞれに肌の色がさまざまな人間のような巨人が納められていた。その背後の床に小さな円があり、その上に青い球体が浮かんで形を変えながら回転していたのだった。
チベットの僧侶や司祭はこの「眠りの広間」を信仰しており、そこには大洪水前の古代文明の指導者たちが深い眠りについているとされている。彼らは危機に直面すると、力を合わせて立ち上がり、我々の世界を滅亡から守ると考えられているということだ。