Scharfsinn86/iStock

航空燃料が試す安全保障

そもそも論でいえば、なぜSAFを導入するかというところをしっかりすべきです。

CO2増加による温暖化というのは、税金を食うための利権とマスヒステリーです。CO2増加が人間のせいだというエビデンスはありません。

環境活動家や、それをいうことで利益がある政治家や企業が世論を操作しているだけです。それで儲かる人たちがいるわけです。食品のフェアトレードと同じです。

事実EUでは内燃機関車両全廃し、EVに置き換えるという過激な政策をひっこめつつある。日本車に勝てないから、EVでいう思惑がEUにはあったのでしょう。ですが、蓋をあけたら中国とテスラの一人勝ちです。

そもそも本当にEVにしないと地球の危機ならば、軍用車両はみんなEVにすべきですが、そんな話はまったくない。これを見れば語るに落ちる、というところです。

長期的にみればEVが進化して、使い勝手がよくなれば更に普及するでしょうが、10年後に全部EVにしろというのはファナティックです。

無論地下資源の濫費は長期的に見れば控えるほうがいいでしょう。また途上国でおきている大気汚染もSAF導入でかなり緩和されるでしょう。

ぼくは、自動車はディーゼルのハイブリッドにして、燃料にSAFを多用するほうが現在のEVよりも環境負荷が小さく、インフラ投資も少なくて済むと思います。ほとんどインフラの投資は必要ない。