●気が付いたら透明なシリンダーの中に……
また別の証言者は、「目が覚めたら透明なガラスのシリンダーの中にいた」という。シリンダーの中は水とも油ともつかない緑がかった透明な暖かい液体で満たされており、不快感もなく、目を開けることもでき、驚くことに呼吸もできたそうだ。
この被害者は寝ているときに自宅の寝室からさらわれたという。シリンダーの中でそれを思い出し、恐怖に駆られたが、なぜかまぶた以外、体が動かなくなっていた。しばらくしてようやく体を動かせるようになり、シリンダーから飛び出したが、息を吸う前に液体を吐き出さなければならなかったそうだ。なお、この人も裸になっていた。また場所については、「不快で奇妙な臭いがする、暗くて蒸し暑い所だった」と証言している。