パオ、フィガロを産んだ日産のパイクカーシリーズとは?
1994年12月のデビューから2000年8月の生産終了まで、6年足らずのモデルライフとなったラシーンは、バブルが崩壊してもまだ景気が良かった頃の時代を背景に登場した、遊び心あふれるコンパクトカーでした。
1987年登場のBe-1を先駆けに、名車のビンテージイヤーといわれる1989年誕生のパオ、同じく1989年登場のエスカルゴ、1991年にデビューしたフィガロ。そして同シリーズの精神を受け継いだラシーンと続きました。
バブル景気を背景に、予算が潤沢にあった時代だからこそ生まれたパイクカーシリーズでした。