日産 ラシーンは、クロスオーバーの先駆け的なモデルでした。

当時のSUVといえば、いまで言うクロカン系のモデルが大勢を占めており、サニーベースのラシーンは色物的な扱いでした。

ところが時代が変化したことで、ラシーンに再注目する人が増え、現在の人気ぶりとなっています。

目次
20年遅れで時代が追いついた?日産 ラシーン
パオ、フィガロを産んだ日産のパイクカーシリーズとは?
サニー4WDをベースに、5ナンバー枠を基本とするラシーン
復活を望む声は少ないけれど……
整備やメンテにもお金がかかる?

20年遅れで時代が追いついた?日産 ラシーン

レトロコンパクトなSUV。日産 ラシーンはいま買っても大丈夫?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

「羅針盤」から命名された日産 ラシーンは、TVCMにドラえもんを起用し、1994年に発売されたコンパクトモデルです。

日産の”パイクカー”シリーズには分類されなかったものの、レトロな内外装は、その流れをくんでいます。

現在も流行しているクロスオーバーテイストのフォルムも特徴で、時代を先取りした1台でもありました。