「全長2490mm×全幅1130mm×全高1465mm」とのことである。軽自動車よりも一回り以上小さい感じである。
この「全長2490mm×全幅1130m」というサイズと軽自動車を比べてみるとこんなに違う。とってもコンパクト。一般的な駐車場の横幅は3メートル程度なので2台横に並べておける小ささである。
なんと販売価格100万円、しかも税込み!めっちゃ安い!激安EVとして一時期話題になった中国の宏光EVと価格的には対抗しうる価格である。
なんと税金などの区分としては原動機付自転車と同じ扱いらしい。そのため、車検もなければ車両税も重量税もなく、自賠責もめちゃめちゃ安いので維持費もほとんどかからない。唯一高いのが任意保険だが、我が家は農協の共済に入っていてこれはめっちゃ安いので、ほとんど問題ない。
しかも、電気代は100kmあたり150円と、燃料代?は原動機付自転車よりも圧倒的に安い。
我が家には1台しか車がないので(別に1台しかなくてもちっとも困ってないのだが)、買ってもいいかな。いや、買いたい・・・。
話によると、60kmまでしか出ないそうなのだが、出だしはEVなのでモーターはゼロ(動き出し)からピークトルクを発生するので、原動機付自転車なみの小さな出力でも車体を動かすことができるとのこと。面白いよねこれ。
一般向けの展示としては初めてだとのことで、こんな茨城県くんだりまで遠くからこの車を見に来ていた。なんど岐阜から来た人もいるそうである。
徹底した軽量化が図られており、内張りには発泡ポリプロピレンが使われている。この発泡ポリプロピレンという材質はヘルメットのクッションとしても使用されており、このクッションがつぶれることで衝撃を吸収するそうである。
なんだかボコボコした感じであるが試作では削りっているためで、市販の際は射出発泡成形になるため滑らかな仕上がりになるそうである。
「射出成形となると金型が要りますよね。お金かかりますねぇ」 「そうなんですよ~」
このタブレット端末はスピードなどの表示とのこと。かなり大型のディスプレイなので色々できそうな感じである。タブレットの上に写っている、プラスチックの板みたいなものはエアコンのカバーだそうだが、熱で変形している。試作部品は3Dプリンターでつくっているため、変形するそうだ。