FOMCも控えているが確実な25bp利下げが予定されており大した波乱にならないだろう。むしろFOMCで長期金利の無秩序な上昇を抑えにかかる必要がある。決算期は単独銘柄で指数を動かす局面を通過し、それに伴いブラックアウト期間も明ける。
テクニカル。週足では5878が引続きレジスタンスとなるがすっかり遠くなった。その前に上昇トレンドに戻るには日足でもまず25SMAにも当たる5772をブレイクして小十字疑惑を取り除かなければならない。
サポートは古いものを漁ると5670が出てくるが必ずしも強いわけではない。先週の記事で取り上げたBofAのガンマ・プロファイルが変わっていないとすれば、5650を下回るとネガティブガンマ域に入るため不安定化が加速しそうである。
NY市場サマリー(28日)米国株上昇、円3カ月ぶり安値、利回り3カ月ぶり高水準 | ロイター NY市場サマリー(29日)S&P・ナスダック続伸、ドル横ばい、10年債利回り一時約4カ月ぶり高水準 | ロイター NY市場サマリー(30日)米国株下落、ドル軟調、10年債利回り下げ幅縮小 | ロイター NY市場サマリー(31日)米国株続落、ドル/円下落、2年債利回り3カ月ぶり高水準 | ロイター NY市場サマリー(1日)株価反発、ドルと利回り上昇 | ロイター
編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2024年11月3日の記事を転載させていただきました。