Appleは10月29日、24インチの液晶ディスプレイを搭載した一体型デスクトップの新型「iMac」を、11月8日に発売すると発表しました。価格は19万8800円(税込)より。
「iPad Pro」にて先行搭載された最新SoC「M4」を搭載し、処理性能がアップしているほか、1200万画素の内蔵カメラは机の上に置いたものを真上から捉えたように画像処理するデスクビューにも対応するなど、さまざまな新機能を有していますが、SNSで特に注目を集めていたのは、キーボードやマウス等周辺機器がUSB-Cポート対応となったことです。
今回の発表によると、iMacに付属している「Magic Mouse」「Magic Keyboard」の充電端子はUSB-Cタイプ。これまでの製品はLightning充電式となっていましたが、iPhone 15以降のモデルや新型iPad、Apple Pencil等はすでにUSB-C充電方式となっていたため、これに追従する形となりました。
これまでiMacとそのほかApple製品をケーブル接続する際は、片側がLightning形式のケーブルや変換アダプタ等を使用する必要がありましたが、これが解消される形に。この仕様変更にSNSには「これで家中のケーブルはUSB-Cに統一できるッ」「iMac本体の更新よりLightningから解放されるの大きすぎる」といった喜びの声が寄せられています。
また、USB-C対応のマウスやキーボード、トラックパッドといった周辺機器は10月29日より単品発売を開始しているため、これまで不便を感じていたApple製品ユーザーにとっては朗報と言える仕様変更でしょう。
一方、Magic MouseのUSB-Cポートは旧モデルと同じく、マウス底面に配置されているため、充電しながらの使用は不可となっているもよう。せっかく給電方式を変えたのであれば、ぜひポートの位置も変えてほしかったところですね。
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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