最後に、成功の予兆を持つものは「うまくいかなかったら…」「失敗してしまったら…」という発想はない。彼らはうまくいくこと以外何も考えておらず、それ故に失敗が見えないので何でも挑戦するし、仮に年単位でうまくいかなくても成功するまでしつこくやり続ける。だからどれだけ要領が悪くても、結局最後は成功を引き当ててしまう。
「挑戦者がやぶれるのはライバルに敗北するから」と考える人がいるがそうではない。確かに競合他社との顧客争奪戦に負けて利益を出せなくなって撤退というケースは存在するが、それはその市場に強い存在感を放つ一番手、二番手というレベルだ。
だが自分を含めてほとんどのプレーヤーはライバルどころか、一般認知されていない小さなビジネスの事業者、挑戦者であり、マーケットに認識されていないので意図的に潰してくるようなライバルは存在しない。そのため我々のようなスモールビジネスオーナーにとっての最大の敵は「諦める」という自滅だけなのだ。
だが自分の成功しか考えていなければ諦める選択肢はない。諦めなければずっとやり続けることになるから、理論上負けはないのだ。
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成功する人は成功する前から必ずと言っていいほど、普通ではない「予兆」を放っているものなのだ。
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