3Dシミュレーションで検証

 今回の研究では、ブラジルの法医学専門家で3Dイラストレーターのシセロ・モラエス氏が、聖骸布の謎を解明するために3Dシミュレーションを用いた。モラエス氏は、布を人体に巻き付けて聖骸布の再現を試みたが、仮想布を平らに広げた際にできた模様は、聖骸布のものとは大きく異なり、「歪んでいて、かなり濃い」ものだった。これは、3次元から2次元への変化によるものだ。

“トリノの聖骸布”はイエスの顔ではない!?3Dシミュレーションを用いた最新研究が波紋を呼ぶ
(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)