■アル・カポネを悩ませた亡霊

(画像=画像は「Wikipedia」より、『TOCANA』より 引用)
伝説的なアメリカのマフィアのボス、アル・カポネは、1929年2月14日聖バレンタイン・デーに、シカゴでライバル組織の7人のギャングを銃撃し、殺害している。カポネはこの件では逮捕を逃れたが、1931年に脱税の罪で投獄され、サンフランシスコ近くの悪魔島の異名をもつアルカトラズ刑務所に収監された。
アルカトラズでは、銃撃事件の被害者の一人であったジェームズ・クラークの亡霊が、カポネを悩ませ始めた。囚人たちは、カポネが独房で「ジミー、出てってくれ!」と叫ぶのを幾度も耳にした。
その後、カポネは健康状態が悪化しために釈放されたが、クラークの亡霊は彼を悩ませ続けた。カポネは霊から逃れようと霊媒師を呼びさえしたが、効果はなく、クラークの霊は1947年にカポネが48歳で死ぬまで彼を悩ませた。