■黒い目の幽霊
1960年代の英国で、まだ幼い女の子が車に乗せられ、その後、姿を消すという事件が続いた。まず1966年に、スタッフォードシャー郡の田園地帯であるカノックチェースの森で、2体の遺体が発見された。それは6歳のマーガレット・レイノルズと5歳のダイアナ・ティフトであった。
そして事件の1年後には、7歳のクリスティン・ダービーの遺体が近くで発見された。女の子たちは首を絞められ、性的暴行を受けていた。
大規模な捜査の後、39歳のレイモンド・レスリー・モリスが逮捕された。彼はクリスティンの殺人のみで有罪判決を受け、終身刑を宣告されたが、他の2人の殺害についても容疑者とされていた。
殺害以来数十年が経つ今でも、カノックチェイスでは、黒い目を持つ子どもたちの霊が、しばしば目撃されている。中には、助けを求める叫び声を聞いた者もいる。
霊の目撃者の一人であるミシェル・メイソンは、謎の子どもの写真を森の近くで撮ったといい、別の目撃者トム・バックマスターは、白い服を着た子どもの幽霊を撮影したと証言している。