レンガ造りの遺構が美しい島ではありますが、本当はこんなものを作らなくてもいいような平和な世の中であることが一番いいはずです。遺構がどこか物悲しく見えるのは、その向こうに戦争の悲しい歴史が重なって見えるからなのかもしれません。

満員の人を乗せて迎えにやってきてくれたニューくろふね号。

ガイドツアーも含めて2時間ほど猿島に滞在しました。小さな島で船を待つ間手持ち無沙汰になってしまうかと思いましたが、遺構は存分に見どころがありあっという間に時間が過ぎていきました。弾薬庫の中まで見られるツアーもあるなどバラエティに富んでいて楽しめますし勉強になります。手あるに行けて非日常感を味わえるので是非皆さんも一度探検に出かけてください。

最後になりましたが、このブログで晴れて500記事となりました。何か特別な記事をとも思いましたが、結局通常運転の普通の記事になりました。これが私らしいのかなと思っています。

約3年。なにごとも3日坊主な自分がここまで続けられてこれたのはひとえに読んでいただいているみなさんがいたからだと思います。これからもみなさんが行ってみたいと思えるような旅先を紹介できたらいいなと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年10月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。