3.ツアーの企画から募集に至るまで
まずは、旅行会社の社員を講師に招いて、ツアーの企画から募集、そして実施に至るまでのレクチャーを受けました。
3-1. 三島市内の観光スポットやコンテンツの掘り起こしと観光客目線での現地下見
自分たちが学んでいる三島の地を観光という目線でピックアップしていきます。
教室でピックアップした観光素材の中から主だった場所へ下見に行きました。
箱根西麓野菜生産農家を訪問したり、
三島スカイウォークの担当者から説明を受けました。
食事会場の視察です。バスの駐車場の確認もしました。
三嶋大社では宮司様より説明を受けました。
また、団体ツアーで訪れた際の課題や条件など、実際に事業者を訪ねて1つ1つ解決していきました。
3-3. 観光協会や旅行会社へのプレゼンテーション
自分たちが考えたツアー企画を観光協会や旅行会社にプレゼンを行い、プロ目線で日程が滞りなく消化できるか、消費者に対して魅力的に映るかなどの検証を行いました。
3-4. 旅行会社でのツアー募集
学生が企画したツアーの募集は8月中旬から始まりました。
4. ツアーの企画をしてみて分かったこと
募集広告を発表した時点で学生たちの感想を聞いてみました。
4-1. 大変だったこと、苦労したこと
- 学生が魅力と感じる部分とツアー客のギャップを理解するのに苦労しました
- 学生食堂をツアーで利用するため大学との交渉や地元企業との交渉が大変でした
- 大学生がツアーの中でいかに参加者と関われるかを考えることに腐心しました
4-2. 情報発信の大切さを痛感
- 三島だけでなく静岡県の魅力を伝える難しさを感じました
- 他の観光地との差別化をはかるのに苦労しました
- ゼミSNSでの拡散が思ったほどでできませんでした
4-3. ツアーを企画して芽生えた責任感とチーム力
ゼミ生それぞれが自分の役割を理解し、できないことや分からないことを互いに助け合うことで責任感やチーム力を磨くことができ、一体感を高めることができました。
彼らは、実際にツアーを販売し、集客をすることの大変さを今回の活動を通じて理解したようでした。