サイレント・マジョリティとは、常に国の行く末が決まる権力の座に招かれなかった無防備なアルゼンチン国民のことです。

そのアルゼンチン国民は目を覚まし、投票に行き、最近政界に登場した新しい政治勢力を率いる人物を大統領に据えました。

その人物は、議会の多数派でもなく、市長でもなく、知事でもないかもしれなませんが、自分が何をしなければならないかを知り、その方法を知り、それを実行する信念を持っています。

政治の力はなくても、信念の力を持ち、真の変革を望む何百万人ものアルゼンチン国民の支持を得ている大統領です。なぜなら、聖典『マカベア書』に記され、ハヌカの祝日に記念されるように、「戦争における勝利は、兵士の数ではなく、天からもたらされる力による」のですから。

35年前、カルロス・サウル・メネム大統領は、初の国家演説の中で、「国民の勇気は、戦場や不幸に直面したときだけ試されるのではなく、その国民がどれだけの真実に耐えられるかによっても試される」と述べました。

彼は現在の経済状況と似たような状況の中で、私が今日下さなければならないのと同様の難しい決断をアルゼンチン国民に迫りました。

選挙期間中、私たちはアルゼンチン国民に数十年ぶりに真実を語り、国民はそれを理解し、受け入れ、私たちを選んでくれました。

いつもと同じような古い解決策を約束し、同じような古い融和的で欺瞞に満ちた言説を繰り返す候補者が他にもいたにもかかわらず、社会は久しぶりに、心地よい嘘よりも不快な真実を語ることを好む候補者を選びました。

私たちは、より深刻な経済的破局を回避する唯一の方法は、公共支出を残忍かつ迅速に調整することであると社会に主張しました。

私たちはまた、これまで抑圧されてきた物価と、金融緩和の産物であるゆっくりと進むインフレの是正は、数カ月に及ぶ非常に高いインフレをもたらすこと、そして私たちが受け継いだ粉々になった経済の後始末は犠牲と痛みを伴うものであり、穴から抜け出すには時間がかかることも社会に伝えました。

100年にわたる退廃を一夜にして好転させることはできないため、私たちは努力と犠牲の選挙契約を結びました。

しかし同時に、私たちはアルゼンチン国民に対して、この努力は必ず報われると約束しました。

なぜなら、そうすることで2つの目的を達成することができるからです。

第一に、インフレを永久に終わらせ、アルゼンチンが再び豊かで繁栄する国になるよう構造改革を進めることができます。

第二に、アルゼンチンに何十年にもわたって存在する政治的アパルトヘイト体制に終止符を打つことができます。この政治的アパルトヘイト体制とは、政治家とその友人が一流国民であり、善良なアルゼンチン人が二流国民であるという体制です。

したがって、国民が我々に与えた変革への委任と、選挙戦で真実のみを語ったというお墨付きを得て、我々は就任後82日間で記憶に残る中で最も野心的な政府プログラムを実行したのです。

経済面では、まず財政赤字という蛇の卵を破壊することから始めました。我々は、歴史上最も大幅な公共支出の削減を成し遂げました。

わずか1ヶ月でGDPの5ポイントを削減しました。国家の主要支出を実質ベースで40%削減しました。

この成果は、公共事業の廃止、地方への移転の98%の削減、省庁の半減、幽霊公務員の解雇、必要のない人々のための社会保障制度の廃止、貧困仲介業者の廃止、自動車や政治コンサルタント、携帯電話などの最小化からもたらされました。つまり、液状化(※融解して離れない部分のことか、あるいは「ダメになった」liqudationということか?)も起こりましたが、それ以上に多くのチェーンソーによって不要な部分が切り離されました。

すべては政治のためでした。

要するに、これまでのように増税して民間部門に負担を押し付けるのではなく、公共部門を中心とした調整です。

ご存じないかもしれませんが、過去123年間、アルゼンチンは112年間財政赤字でした。

財政赤字と高い税負担との闘いは、私たちにとってすべての闘いの母であり、過去100年間の貧困と停滞の原因です。

納税者の税金を浪費する政府が何十年も続いた後、アルゼンチンは再び、アルゼンチン国民が勤勉に働き、汗を流して納めた1ペソ1ペソを大切にする政府を手に入れました。

第二に、就任11日後に陥るはずだったIMFやその他の多国間機関とのデフォルトを回避しました。

第三に、インフレの唯一の原因であることが証明されている通貨発行を削減しました。

そして野心的な金融プログラムを通じて、中央銀行のバランスシートの再編成を進展させました。実際、政権に就いて以来、私たちは市場で90億ドル近くを購入し、この発行、BCRAに対するプットの実行、有利子負債の利払い、BOPREALによる縮小、財政調整にもかかわらず、マネタリーベースを一定に保つことに成功しました。

つまり、同じペソ建てのマネタリーベースに対して、現在では90億の追加準備金があり、その90%以上をカバーしています。

それだけでなく、21世紀にはGDPの約9%を占めていたマネタリーベースは、今日ではわずか3%です。

広義の通貨量を考慮するなら、これは信頼性の危機が猛威を振るっているときにのみ実現されるものであり、過去の平均とも一致しています。

そのため、先月、パラレル・ドルの価格は急落し、国税で補正された輸入ドルとの差はなくなり、ドル先物はBCRAが設定したガイドラインに沿ったものとなっています。

善良なアルゼンチン人の将来を妨害しようとする一部の堕落した批判者の試みにもかかわらず、債券価格は上昇し、カントリー・リスクは低下し、株価は急上昇しています。

したがって、この文脈では、まだ数カ月は高インフレが続くものの、インフレ率は急激に低下し続け、罠からの脱出は近いでしょう。

第四に、私たちは、アルゼンチン国民全員の頭上にかかった420億ドルというダモクレスの剣であった輸入業者債務の問題を解決することができました。

これらすべての経済対策の結果、政権発足後1カ月で基礎的・財政的黒字を達成しました。

これは、近代資本主義の歴史における世界記録です。

そして、これだけでは不十分であるかのように、私たちは、名誉ある例外を除いて、他の政治的分野からのいかなる支援を受けることなく、行政府の手腕のみによって、これらすべての措置を講じたのです。

しかし、私たちの仕事は経済分野にとどまりません。

安全保障の分野では、それが唯一の正しい道であることは明白だったにもかかわらず誰も実行しようとしなかった新しい法と秩序の理念を私たちは打ち出しました。

まず第一に、私たちは例外なく法の執行を開始しました。そのため、私たちは公序良俗にのっとり、ストライキの弊害から街路を解放しました。

政権発足直後から始まった、民主主義の歴史に残る記録を更新したこの約3カ月間のデモのひとつひとつにおいて、私たちは治安部隊の統制された配置によって秩序を維持し、無差別な道路封鎖を防ぎました。

加えて、私たちはデモを呼びかける団体に警察活動の費用を負担するよう通知しています。

第二に、私たちは被害者と私たちを気遣う人々を気遣います。

私たちは、法と秩序の力および犯罪の被害者を蔑視し、犯罪者を賞賛するという下劣な文化に終止符を打ったのです。

そのため私たちは、自らを守る市民や市民を守る警察官が牢獄につながれ、犯罪者が街中を自由に歩き回るようなことがないように、正当防衛や職務執行の枠組みを拡大するよう働きかけています。

第三に、我々は組織犯罪との戦いにおいて容赦しません。そのため、「フラッグ作戦」を通じて、ロサリオに新たな連邦軍を配備しました。

また、我々の予防活動のおかげで、連邦軍が管理する地域の公道における故意の殺人件数を、この2ヶ月で60%近く減少させることができました。

このような理由から、私たちはまた、刑務所システムにおけるハイリスク囚人のための特別な管理システムを構築しました。これからは、彼らが獄中から犯罪を犯し続けることがないよう、エリート集団が管理することになります。このような獄中からの犯罪は、残念なことに、このところ当たり前のように行われていることです。

社会扶助に関しては、私たちは、貧困管理者のビジネスにきっぱりと終止符を打つことを約束しました。

貧困管理者は、最も貧困な人々を操るために、計画の仲介を集金メカニズムとして、また恐喝の手段として利用しています。

このため、私たちは社会保障制度の監査を実施しました。

その結果、私たちが疑っていたとおり、少なくとも52,000の雇用改善プログラムが、条件を満たさない受給者に不当に割り当てられていることが判明しました。

支払う必要がないのに不正に支払われたVIPプランの受給者は、その多くが飛行機で海外旅行中であり、政界に偽りのコネクションを持つ者も多く、公務員も多かったのです。彼らが登録から抹消された結果、年間430億ペソの節約になりました。