この相続の犠牲者である退職者は、前回の政府による高インフレの体制下では、もし裁量的な年金の再構成がなければ、収入が大幅に減ってしまいます。

私たちはこの方式を変えたかったのですが、その方式に縛られ続けています。

私たちが今後もこの方式を実行する場合、彼らの購買力の最大 40 パーセントが失われることになるでしょう。

実際、補償的な特別支給金の繰り返される利用は、この制度の計算式がいかにひどく設計されているかを明確に示すものです。

退職者が政治的犯罪の犠牲者にならないよう、早急に修正する必要があります。

治安の面では、社会は運命に見放され、街全体が麻薬密売の人質となり、街は混乱と無秩序に支配されています。

政府から絶えず金をせしめようと躍起になっている左翼組織によって生み出されたものです。

政治が自らの利益のために、過去20年にわたって育んできた混乱です。

このような状況に直面する中で、治安部隊は前政権によって酷使され、踏みにじられたのです。

前政権は治安部隊の手を縛り、犯罪者に味方してその仕事をさせないようにしました。 パンデミック(世界的大流行)の最中に囚人を釈放するという不条理がその例です。

教育の面では、何十年も引きずっている危機がますます深くなっています。

その結果、現在アルゼンチンでは、小学3年生の子どもの半数が読んだ本の内容を理解しておらず、70%が数学の基本的な問題を解くことができません。

これが、この地域で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出し、かつては質の高い教育の象徴であった国の現実です。

教育にとって文盲は、経済にとってのインフレと同じです。

高等教育のレベルでは、大学の創設が単なる政治ビジネスとなっています。教員養成機関や教員養成大学は左翼的で、公然と反資本主義、反自由主義的な教育カリキュラムが蔓延しています。

最も必要とされているのは、資本主義の強化と自由の拡大です。

医療では、前政権の無責任な貿易政策によって、医師、患者、家族があらゆる種類の医薬品、特に腫瘍治療薬などの特殊医薬品の在庫が無く、医療不足の危機に追い込まれています。

これは、パンデミック(世界的大流行)の最中、「国があなたの面倒を見ます」という茶番劇の中で、もし私たちが正しい対応を採った国と同じことをしていたら、3万人が死亡しただけですんだはずですが、実際には13万人が多大な苦痛のなかで死亡したのです。(※これは隔離政策などをとらなかったスウェーデンなどを指すと思われます)

つまり、私たちは国家が保険として機能するという考えを売りつけられたのですが、現実には、事件が起こると国家は債務不履行に陥るのです。

専門用語で言えば、これは彼らが保険料を盗むときに起こることです。

どんなことでもとても悪質にしか行うことのできない国家の行いからは、当然に予測できることです。

国防の面では、私たちは資金不足に陥り、国家自体からの信用すら失墜した軍隊を引き継ぎました。

絶え間なく変化し、平和からますます遠ざかる世界の課題に立ち向かうための資源も準備もありません。

そして、これだけでは十分でないかのように、この国家的大失敗によって、国際的な協調活動の中で私たちはますます無関心になり、自国の領土を守ることもできなくなり、世界で最も疑問視されている国々の前へと引きずり出されています。

これが、歴史上間違いなく世界で最も重要な国の一つであった私たちの国に、彼らが残した現実です。

120年前、この国は一人当たりのGDPが世界で3番目に高く、地球上のあらゆる場所から移民を受け入れていました。

これらすべての悪の背後には、基本的な機能さえ果たせない機能不全で壊れた国民国家があります。あらゆることを行い、あらゆる間違ったことを行い、干渉する社会生活のあらゆる側面に損害を与えている国家があるのです。

ミルトン・フリードマンが指摘したように、「国家からは何も良いことは期待できない」。

マネタリズムの父によれば、お金の使い方には4つの方法があります。

自分のお金を自分自身のために使うことも、第三者のために使うこともできます。他人のお金も同じように、自分自身のために使うことも、第三者のために使うこともできます。

自分のお金を自分のために使うのが最も良い方法です。なぜなら、自分が何を望んでいるのか、そしてそれを稼ぐためにどれくらいの費用がかかるのかがわかるからです。つまり、便益が最大化されます。

一方、自分のお金を他人のために使う場合は、そのコストを最小限に抑えることができます。

一方、他人のお金を自分のために使う場合は、それを浪費することになります。

そして、他人の金を他人のために使うこと、まさに国家が行うこと以上に悪い使い方はありません。だからこそ、国家の存在が大きければ大きいほど浪費が増え、善良なアルゼンチン人にとっての幸福が減るのです。

SIGENと国家変革事務局によって実施された国家行政の114機関に関する状況報告書では、憂慮すべき情報が報告されています。

中でも、資産と国家未払いサービスの30 億ドル近くにもなる連結債務が際立っています。それは、国によって管理されていないだけでなく、管理されているものでもまったく適切ではありません。それらは国民への基本的な機能を果たすためではなく、担当の役人組織の利益のために、可能な限りあらゆる場所にキオスクを作るように設計されているのです。

最近メディアで報道された保険のケースは、その最たる例でしょう。

保険は、各事業から利益を回収するために、さまざまな国家機関の間に仲介者を生み出すように設計されたシステムです。

この腐敗したシステムは何億ドルもの利益を生み出し、その利益は政治家の懐に入りました。

私たちが見出した国家の状況について現在与えることのできる最良の定義とは、あらゆる許可、あらゆる規制、あらゆる手続き、あらゆる業務において、担当する政治家への賄賂が存在するように設計された犯罪組織というものなのです。

この腐敗した計画は、行政、立法、司法を含むあらゆるレベルの政府部門に及んでいます。

メディアもまた、国、州、市町村のあらゆるレベルの行政府、立法府、司法府、官製広告によって成り立っており、それを取り囲むオピニオン・メーカーたちによって支えられています。彼らは、悪事を見て見ぬふりをしたり、誰を非難し誰を非 難しないかを注意深く選んだりします。

またメディアは、賄賂を払う実業家にも支えられています。そのような実業家は、このモデルを支持するほうが、市場で競争する挑戦よりも魅力的だからです。

さらに、メディアは、自分たちだけが得をする労働体制を推進する一方で、労働者を売り渡し、自分たちが受けとる利益で労働者を欺く労働組合員にも支えられています。

言い換えれば、この制度は道徳的に破綻しており、本質的に不公正なのです。

貧しい人々しか生み出せないこの制度は、その代償として、あたかも君主であるかのように生活する特権階級を生み出します。そして、不処罰というふしだらな不条理をもたらします。

例えば、私たちは今週、次のようなことを経験しました。ある前知事は、市民が私的な会話で王室の悪口を言ったという罪だけで、正当な手続きなしにその市民を50日間も牢獄に入れたのです。

共和党員を自称する人々の沈黙は不快なものです。拍手で聞こえなかったかもしれないので再度言います。共和党員を自称する人々の沈黙は不快なものです。

政治が慣れ親しんできた浪費の低俗さをこの目で詳細に見てきた私は、それが決してこれまで人々が未経験であるということから生じる問題ではないことを改めて確認しました。

これほど多くの人々に害を及ぼすシステムは、偶然に私たちが陥った混乱ではありません。

それは意識的かつ計画的な計画であり、私が「カーストモデル」と呼ぶものです。

政治の特権と一般アルゼンチン人の不快感には密接な関係があります。

それはまさに現在の国家の経済モデルであり、高額の公共支出、財政赤字、負債、金融緩和の体制です。

政治カーストが、善良なアルゼンチン国民から富を収奪し、顧客や友人に与えるために利用するシステムなのです。

このシステムにおいて、過去100年にわたって一般化してきた悪化の根底にあるのは、外観だけの建設であり、嘘によって固く守られたビジネスです。これが、わが国の嘆かわしい物質的・精神的状態なのです。

私たちは長年にわたり、このモデルを社会に告発してきました。

そしてわずか3カ月ほど前、100年にわたる緩やかな衰退と10年以上にわたる不幸への転落を経て、サイレント・マジョリティが声を上げました。

このサイレント・マジョリティは、働く者、生産する者、朝4時に起きる農村の労働者、事業を経営する者、自営業者、非正規労働者、仕事を見つけられない若者、そして将来の世代を教育するという重大な任務を担う主婦で構成されています。